2017年5月25日木曜日

[PPTP]MICROE-506サウンドカードを使うテスト その2[WM8731]

【新型Fix】
いろいろアドバイス頂きまして、以下の構成でバッファを作成しました。
ただし、条件付き。
図に書いてあるRaspberry Pi向けのGND接続は、
もっと最上段に接続したほうがいいです(Pi The Headの構成だとRaspberry Piよりもはるか上位、ACアダプター直下のブリッジダイオードのマイナス側)
GND繋ぐ箇所によってブチブチ鳴るノイズが激減します。

とはいえノイズ出ますね。。
→新たに実験したので更新しました。
raspberry pi 3はUSB給電は止めてGPIOから直接5V送り込んで給電します。
具体的には、5Vを4ピン、GNDを6ピンに繋ぎます(逆接に気を付けてください)
更に、給電直前にデカップリングコンデンサを各種容量を変えてフィルタ掛けてます。
効果は良いか悪いかの好みがありますが、あります。
サンプル音源は以下の通り。
いずれもキャビネットシミュレータ掛けてますが
クリーン(ノイズゲート無し)
クリーン(ノイズゲート有り)
ハイゲイン(ノイズゲート無し)
で録音しました。
ハイゲインについては、フィルタの掛かる周波数をよく体感できるため収録しています。
また、いずれもクリーンとハイゲインは個別にノーマライズ掛けているので、
波形編集ソフト等で弾いてない部分のノイズ波形の大きさを見てみたほうが違いが分かります。
クリーン(ノイズゲート有り)でまだノイズがあるので、
原因っぽいバッファあたりの電源も見直ししてみようかと思います。
※ハイゲインでパコン!というノイズが入りますが原因不明で探っています。
この点についてはご容赦ください。
GPIO_power_supply(no cap).flac
これについては先日アップロードしたUSB給電の音源と同じです。
が、デカップリングコンデンサ無しでGPIO給電するのと大してノイズは変わりません。

GPIO_power_supply(101~105).flac

セラミックコンデンサ101~105までを並列(なので合成容量か、、ほぼ1.1uFやんw)
でフィルタ入れました。
容量小さい割には意外と効果ある。
が、USB給電のほうがブチブチのノイズが少ない。

GPIO_power_supply(101~105_pulus440u).flac
先ほどの合成容量にプラスして440uFの電解コンデンサを追加しました。

GPIO_power_supply(2200uOnly).flac
こちらは思い切って2200uFの電解コンデンサ1発をフィルタに使いました。

できるだけ同じ条件でパスコン替えても実験やってみました。
クリーントーンなのでボリューム上げないと
バックグラウンドのノイズは分かりづらいです。
なお、このパスコンの最終段のGNDをブリッジダイオードのマイナスに繋ぐと
うっすら掛かっていたブツブツのノイズが消えました。
とりあえず困ったら大元のGNDに全部繋いでるな(苦笑)
GPIO_PowerSupply(CleanTests).flac

  1. GPIO直、前述のGNDの対策も無し
  2. GPIO直、GND対策済。パスコン無し
  3. GPIO直、GND対策済。パスコン1uF
  4. GPIO直、GND対策済。パスコン220uF
  5. GPIO直、GND対策済。パスコン440uF
  6. GPIO直、GND対策済。パスコン2200uF

ダメだ、クリーンだと大して違いが分からん、
もしかしたらraspberry pi側は限界までノイズを取り切っていて、
バッファあたりの電源が汚いのかもしれないし、、






【以下、旧回路の古い情報】
こちらでプリアンプ側の作成を行い、大体調子よくなってきたので
WM8731のヘッドフォンアウト側からギターアンプに送るまでのオペアンプを付けました。
まだ試作品です。

【新型試作品。前段のHPFの定数を変更】
前段のハイパスフィルタをもう少し一般的なヘッドフォンアンプの定数に近づけました。
220μF→10μF
100Ω→10kF
今回、以下に置いてある音声サンプルでノイズが「大きく」軽減しているのは、
drugscore様よりアドバイス頂いて、オーディオ設定を全開で運用する方法を採用したからのような気がします。
全てZOOM U-22のギターインプットへ直で録音しています。

10u10k.flac
adc~
|
dac~
のパッチ構成で録音。


10u10kV8.flac
自分の作成したパッチで一番ハイゲインなパッチを使いました。
V8customPreamp
|
CabinetEQ
|
CabinetAir
|
NoiseGate

0:00 エフェクトOFF
0:13 V8custom On(Rythm mode)
0:38 V8custom On(Lead mode)
0:42 CabinetEQ Presense Half UP
1:13 NoiseGate On

今後はU-22の入力トリムが3~4程度と結構低い状態に設定してもクリップしそうな勢いなので、
最後段に2連ボリューム入れるか帰還の抵抗を少し小さくするかするといい感じになりそうです。


【旧型。前段のHPFがピーキーなパターン】

DCoutput_test.flac
全体的にバックグラウンドノイズが乗っています。
→よくよく考えるとノイズはオーディオ設定側の出力を全開にしたほうが
ノイズを小さくできます。

サンプルではバイパス音とV8customPreampを鳴らしているのでそれなりにノイズがのるのですが、
全般的に聞こえるチリチリしたノイズの原因はプローブで追う限り、
前段のBIAS直後で加わっているようなので、電源周りの問題かも。
ただ、オペアンプの電源を電池に変えても変化がないので悩ましい。。

0 件のコメント:

コメントを投稿

[機材]Boss Mega Distortion MD-2 MOD

こちらの記事 で無改造のVanillaを紹介していますが、 今回紹介するのは自分で改造したものです。 紹介動画は以下。 内容は、 Vanillaの低音域が効きすぎて少々使いづらかったので 1:低音をカット(ただしゲインも少なくなるので) 2:ブースター...