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2019年5月30日木曜日

[機材]Boss Mega Distortion MD-2 MOD

こちらの記事で無改造のVanillaを紹介していますが、
今回紹介するのは自分で改造したものです。



紹介動画は以下。

内容は、
Vanillaの低音域が効きすぎて少々使いづらかったので
1:低音をカット(ただしゲインも少なくなるので)
2:ブースター回路を追加
という内容になります。

低音カットのON/OFFをするためのトグルスイッチと、
筐体の側面にブースターのポットメーターを追加しています。


動画で筐体内部の質問があったので
内部の回答をします。

C9を外して空いた穴に線を2本付けて、
増設回路を追加します。


こんな感じで!
本当にC9だった部分に基板を増設するの!

注意:基板を増設すると蓋が閉まりづらい。




2017年5月13日土曜日

[機材]Boss Mega Distortion MD-2

今回Modでも何でもないのですが、
Boss Mega Distortion MD-2の紹介です。

DistとGain Boostがついてます。
もちろん両方上げていくとハイゲインになるのですが、
自分で昔使っていたころはDistもしくはGain Boostどちらかフルテンにして片方はゼロにして使っていました。
実はこれだけでもなかなか適度に元気なサウンドが出まして、
今回記事にする際に回路図を見てみると

前段・・・トランジスタでGain Boost
後段・・・オペアンプでDist

となっているようです。
オペアンプonlyもしくはトランジスタonlyな歪みを自分は気づかず使っていたのかもしれない。


ちなみにトーンはBottomを低めにしてジャリジャリッとした音にして使っていました。
なお、ハイゲイン設定にすると普通低音がスポイルしがちなベースの低音もBottomでガッツを与えられるディストーションです(Boss公式で聴けます)

という感じで、
実はギターについてはカラッとした歪み~ハイゲインもカバーしつつ
ベースに至ってはリーサルウエポン的な歪みを提供するという
器用なエフェクター、という再評価の一品です。

2017年3月29日水曜日

[Puredata]TriBass Preamp


やっつけ仕事ですがBassのPreampも作りました。
意外とまともな音になってます。
大体のサウンドのプレビューは動画の前半に、
機能の解説は動画の後半にあります。

よくあるベースプリアンプの機能を拡張しています。

[主な機能]
①原音とオーバードライブサウンドをミックスできます。
②オーバードライブが3タイプあります。
  チューブアンプを軽く歪ませたようなType1
  ハイゲインチューブアンプのようなType2
  更にDistortion/FuzzライクなType3
③クリッピング回路前に低音を強調・カットするSaturateボタンがあります。
④クリッピング回路後に高音を強調・カットするPresenceボタンがあります。
⑤トーンコントロールには2つのMiddleスライダーがあります。
それぞれ操作する周波数を3種類切り替えられます。
⑥簡単にScoopするボタンあり。
⑦簡易キャビネットシミュレータが5種類あります。
更にAirをミックスできます。

⑦についてはモノラル主力なので、ステレオ出力にしたい方は
AirをOffにして、既にリリースされているCabinet Airを使用すると
ステレオ出力できます。

オススメのサウンドは
Noise Gateを併用して
Type2のドライブをフルゲイン
Scoopボタン押して
キャビネットタイプを5です。
プレビューの後半にありますがゴリゴリのメタルサウンドになります。

2017年3月6日月曜日

[Puredata]Distortus One[Distortion]

かのジョー・サトリアーニは
BOSS DS-1と後のモデルVOX Satchuratorと、
あのノスタルジックなディストーションサウンドを愛用していました。
このディストーションを使う際はToneは絞り気味にしたほうが音がファットになるというのは有名な話。

さて、今回はこのディストーションサウンドを目指すプロジェクトです。
(いやクローンがうまく作れなかったというのが本音ではありますが。。)






トーンの効きの再現が甘いですが、
似たようなクリッピング波形にはどうにかなったような。。
なお、ブースターのように使えるようクリーントーンも出やすくしています。
Distortus Oneは若干コンプレッション感が少ないです(オーディオI/O次第のようではありますが)


手持ちの実機?には
Digitech DF-7のDS-1シミュレーション
Vox Satchurator(DS-1ベースのブティックモデル)
と、肝心のDS-1が無いのですがサイン波を入れてクリッピングを見てみます。
いずれもトーン・ゲイン全開で実験しました。


クリッピングの仕方だけパッと見ただけでは、どれも大差ないですが
倍音の出方が違います。
DF-7<Satchurator<Distortus Oneの順で倍音も増え、固いサウンドになっています。
なお、SatchratorのMoreスイッチはサイン波放り込んでもサウンドに変化ありませんが、
ギター原音を入れるとゲイン増加をより体感できます。

2017年3月1日水曜日

[機材]Marshall Jh-1 Jackhammer MOD

かの有名なMarshall Jh-1 Jackhammerです。
Marshall公式


80年代以降のマーシャルサウンドが笑っちゃうほど簡単に出るあたり、
アンプメーカー謹製品は流石です。
意外と知られてませんがゲインを落としたクリーンサウンドもかなりおいしいサウンドです。
以前、英国製旧型ガバナーをマーシャルにブースター替わりに使うといい感じだったので、
こいつもブースターにしたら結構いけそうな気がします。

私の所有しているものはこちらです。
両端より触角のごとくトグルスイッチが出ています。
MODを施しました。
改造するときは狭すぎる上にギチギチな内部に詰め込める、
小型のスイッチ等パーツ選定が一番の難所となります。

この部分は他サイト様の改造を参考にさせて頂きました。
Distortion Modeは特定の周波数をブーストする回路なのですが、
こちらの2段切り替えトグルスイッチは低音ブーストされすぎて籠る音を改善・切り替えするものです。
ローパスフィルタの周波数をもっと上にしてブーストするよう抵抗を加えた・・・はず。

こちらの3段切り替えトグルスイッチはダイオードクリッピングを切り替えするものです。
実はノーマルモードでも
①赤色ダイオード
 緑色ダイオード
の非対称クリッピングに改造しており、
若干ナチュラルなクリッピングになっています。
残りの2段はオリジナルの
②赤色ダイオード×2個
③シリコンダイオード(1N4148)×2個
に切り替えられるようにしています。

このときの改造で色々ダイオードクリッピングを試したのですが、
・ゲルマニウムダイオード1N60×2個
は一番歪むものの、霞かかったような音像になり却下。
・1N60&1N4148
・1N41482個&1N41481個
の非対称クリッピングも試しましたが、①②③ほど面白みのある変化もなく却下。

というわけで①②③の組み合わせとなりました。
なお、私は①の非対称クリッピングの組み合わせでゲインが下がるので
去勢MOD「ニャッくハマー」と名付けています。


2017年2月26日日曜日

[機材]PurplePlexi clone MOD[自作]

L○VE PEDAL Purple Plexiといえば何バージョンかあるのですが、
これも自作しました。たぶんPurple Plexi800だと思います。
サウンドも大体ウェブ動画にUPされているようなマーシャルサウンドになりますが、
残念ながらEVHサウンドとはちょっと違う感触だったのと、
自作所以か、トーンの効きがイマイチだったのでお蔵入りとなっております。
クリーントーンはもちろん出ません。

 実はこれもパワーアンプIC LM386を使っていまして、
スモーキーアンプになるんでは?と思い、
LM386出力後に直列である抵抗をバイパスしてアンプ出力に上げ、
アンプヘッドとして使うMODをしました。


残念ながら出力はかなり小さい!
Noisy Criket AmpどころかLM386 AMPよりも小さい!
でも歪みは格好いいのでNoisy Criket Ampの歪みで物足りないときはこちらを使うときがあります。
やっぱり練習のときはエフェクター使わずにアンプにサクッと直結したいですよね。

[機材]DigiTech DF-7 Distortion Factory

今回はいきなりシミュレータものが来ました。
まだ廃番になっていない模様。
HarmanのDigitechサイトを覗くと既にディスコンのようでした。DigiTech DF-7 Distortion Factory(デモが聴けます)



以下の7機種のディストーションペダルをシミュレートしています。
Ibanez® TS-9
DOD® Overdrive/Preamp 250
Boss® DS-1
Pro Co Rat
Boss® Metal Zone
DigiTech® Metal Master
EH® Big Muff π
この中で実機を所有しているのはMetal Zoneだけですが、
なかなかの再現度です。実機のほうがサウンドが荒々しく、
こちらは品のあるサウンドの印象ですが、、いや実機より使い勝手よいか?
良くも悪くもノイズが少なく品がいいのはシミュレータの宿命。

ブースターとして使おうとは思わなかったのですが、
ペダルの歪みメインもしくはアンプの歪みとブレンドする感じならなかなか良さげです。
サウンドのチョイスに困ったらとりあえず品評的に使ってみるかという用途です。


実はこのペダル、MIXER Outがついておりまして、、


Out1&2でステレオ出力にしたら、
(説明書見ながらじゃないと面倒な操作ありますが)
スピーカーシミュをOnにすると
ステレオで宅録できる優れものであります。
このサウンドがダブリングコーラスでもない、
両耳からキャビネットの音を浴びるように聴いたサウンドで大変格好いい。
(本家サイトのデモサウンドですね)
実はヘッドフォンをLR二股にして挿しても聴こえます。
深夜練習にも使えないこともないか。


[機材]Boss Mega Distortion MD-2 MOD

こちらの記事 で無改造のVanillaを紹介していますが、 今回紹介するのは自分で改造したものです。 紹介動画は以下。 内容は、 Vanillaの低音域が効きすぎて少々使いづらかったので 1:低音をカット(ただしゲインも少なくなるので) 2:ブースター...