【前回までのあらすじ】
GPIO給電はUSB給電と違い、パスコン等で電源を綺麗にできるならノイズが減るかも。
さて、前回は幾つかパスコンの容量を変更してテストしましたが、
もう少しいろんなパターンで実験してみます。
※私の環境はRaspberry Piをギターのエフェクターとして使う関係で、
以下の理由でリスニング用途とはチューニングが違います。
参考程度に留めてください。
・サウンドカードは録音機能も使う(ノイズ混入も必然的に多くなります)
・バッファアンプのアナログ回路とRaspberry Piのデジタル機器混在のためノイズも多くなる
実験して思いましたが、すごく選定がシビアです。。
ノイズが多い場合に最初段(ブリッジダイオードのマイナス)にGNDを繋ぐと
ノイズが改善する場合がありました。
が、パスコンの手前に付けるか後に付けるか謎なので実験しました。
結論、パスコンの前に入れたほうがいいです。
- パスコン無し、GND接続
- パスコン100uFの後にGND接続
- パスコン100uFの前にGND接続
前回は大雑把にパスコンの容量を変えて、220uFがノイズ削減に良さそうだったのですが、
もう少し細かく調べてみました。
自分の環境では100uFが良さそうです。
※ここから先の音源は全てパスコンの手前でGND接続して実験しています。
- パスコン無し
- 220uF
- 100uF
- 47uF
先ほどの実験で100uFが良さそうですが、パスコンを並列にして合成容量にした場合のテストです。
これについては失敗。
220uFでも少し効果が見られたので、100uF x2個のほうが良さそうです。
- パスコン無し
- 100uF
- 47uF x2個
というわけで、100uFを複数、並列で付けた場合のノイズの増減を調べました。
220uFもノイズ削減効果が見られたので、案の定、100uF1~2個でノイズが減ります。
- 100uF
- 100uF x2個
- 100uF x3個
- 100uF x4個
パスコンは複数の別の容量を組み合わせて使う場合もあるようで、
100uFに他の容量を追加して実験しました。
が、う~ん、やたらめったら足してもダメなようです。難しい。
- 100uF
- 100uF + 10uF
- 100uF + 1uF
- 100uF + 0.1uF
- 100uF + 0.01uF
0 件のコメント:
コメントを投稿