日本のPuredataを牽引されている、
美山千香士先生が考案したフランジャー回路を改造してみました。
これがなかったらこのブログはここまで記事を書けませんでした。
まさに初心者のバイブルです。
特にシンセ系の話は読むべきです。
さて改造のポイントですが、
1)ディレイタイムを決めるオシレータをサイン波→三角波に変更(赤枠)
2)上下乱効果の幅を更に広げる(青枠)
1)サイン波だとズズズ、いきなりグイーンUP!みたいな変化となり使いづらかったのですが、
三角波に変えるとグイーンUP!グイーンDown!とスムーズに上下乱降下します。
なお三角波の簡単な作り方はPuredataでも有名なこじ研様のリンクを参考にしました。
これでMXRチックなニュアンスのフランジャーがほぼ完成します。
2)についてはオシレータの波形が0以下にならなければいらなそうではありますが一応追加。
* 30:上下乱降下の幅。もっと上下に揺らしたい場合は大きな値にしてください。
/ 2 :オシレータの波形がマイナスにならない場合は不要ですが、マイナスにまで落ちる場合は波形の一番下がマイナス→ゼロになるようバイアスを調整。
また、Feedbackの値ですが、これを大きな値にするほどフランジャーのレゾナンス効いたようなサウンドになるものの、ディレイ成分も大きくなるという諸刃のパラメータです。
0.2:効果薄め。
0.5:なかなかの鼻つまみサウンド。ただディレイ感も増えてきた
0.8:発振寸前!鼻つまみも凄いがディレイ成分が強すぎ。好みの問題か?
1.0:発振します!スピーカー飛ぶ!
なお、今回改造したのは1390 Preampの3:00からのフラジャーサウンドが
「・・・何か違くない?」な印象だったためです。ごめんなさい。。
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