2017年1月21日土曜日

[PPTP]オーディオインターフェースの選定 1 [失敗]

ケースに収めたPPTP(Puredata with Pi The Pedal)ですが、
中身はオーディオインターフェースと
降圧ユニットなど電源系パーツが入っています。
今回はオーディオインターフェースの選定について。


普段はWindowsPCにてPuredataのパッチを作成しているのでPCにヘッドホン直挿し、
もしくはギター使いたい時のためにNATIVE INSTRUMENTのAUDIO KONTROL経由ですが、
Raspberry PiにはAUDIO KONTROLは大き過ぎるので
別途「小さな」オーディオインターフェースを用意する必要があります。
以下、いくつか検討しまして、、


Plugable USBオーディオ変換アダプタ




一番最初に検討したものがこれです。
普通の使い方をする分にはお値段考えても良い製品ですが、
私では御しきれず見送り。

これはC-mediaのエントリーモデル
HS-100Bチップを採用しており、
WindowsでもRaspbianでも
特段ドライバ追加無しで認識します。

ただし、オーディオ入力は
ヘッドセット向けコンデンサーマイク用のため、

*3.5mmフォーンジャックのためギタープラグは直接接続出来ない。
*TRSフォーンジャックでの接続になるが、Ringがコンデンサーマイク用の電力供給用。

と、ギターを繋ぐような用途とはそもそも違うため、
(実際USB変換アダプターに変換プラグでギター直挿ししましたが高音の出過ぎたシャリシャリペラペラな音で厳しい)
この電力供給を何か使えないかと考えました。

「そうだ、プリアンプ駆動させるのに使おう!」

アナログエフェクターを自作していた頃に参考にしていたrunoffgroove様のfetzer valveを組み込むことにしました。
早速ブレッドボードで回路組んで鳴らしてみた結果、
通常のオーディオインターフェースに接続して拾ったような中低音域の図太いギターらしい音に。

、、、とここまでは良かったのですが、
どうもS/N比が悪いというか、エフェクター繋ぎ過ぎて出てくるような「サーッ、、、」というノイズが目立ちます。
どうもRingが3V程度しか供給していないのでfetzer valveの出力も不足している模様。
runoffgroove様の解説にも、昇圧するとダイナミックレンジが広がる訳じゃないけどゲインが上がります的な事を書いているし。
コンデンサーマイク動かすには3Vで充分ですがプリアンプ動かすには足りない。
(昇圧などすればどうにかなりそうですが、後日、RaspberryPi起因のノイズ問題で困った事になり結局解決出来ず)


という訳で別のオーディオインターフェース選定に入ります。

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